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STCマガジンより製品安全情報をお知らせします。
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※本文記載の内容はNITE独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター 製品安全調査課 配信の情報を抜粋したものです。
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立春がもう一週間も前に過ぎ、暦の上では春の季節となりましたがまだまだ気持ちは冬のまま過ごしています。
春一番も週末に吹くかも、とは言われていますが、春が早めに来る事を心待ちにしています。
今回は、配線器具よる事故事例についてご紹介します。
【 配線器具による事故 】
◆ 事例1 ◆
電気あんかを使用中、電源コードの本体付け根部分がショートして、右脚にやけどを負った。
◇ 詳 細 ◇
電気あんかの電源コードの本体側コードプロテクター先端部に繰り返し負荷を加えたため、電源コードの芯線が断線し、ショートしてスパークが発生し、やけどを負ったものと考えられます。
◇ 対 策 ◇
電源コードを引っ張ったり、踏みつけたりするなど負荷がかかる使い方をすると、芯線が断線して、異常発熱や発火の原因となるおそれがあります。
◆ 事例2 ◆
使用中の延長コード（テーブルタップ）付近から出火して、住宅の一部を焼損し、2人が死亡した。
◇ 詳 細 ◇
テーブルタップに、さらに他のテーブルタップをねじり接続して増設した状態でテレビや電気ポットなど複数の電気製品を使用していたため、接続箇所で接触不良が生じて異常発熱したものと考えられます。
◇ 対 策 ◇
電源コードをねじり接続で途中接続したり、断線部分をビニールテープで補修したりするなど改造や修理をしないでください。接触不良により発煙・発火するおそれがあります。
◆ 事例3 ◆
ドレッサーのコンセントを使用したところ、携帯電話機用充電器の差し込み部分とそばに置いていたアクセサリーが焦げた。
◇ 詳 細 ◇
コンセントに差し込んでいた充電器の電源プラグの栓刃間に、金属製のネックレスが引っ掛かったため、ショートしてスパークが発生したものと考えられます。
◇ 対 策 ◇
コンセントやテーブルタップの差込口に導電性の異物の接触、あるいは水分、洗剤などが浸入すると、ショートやトラッキング現象が発生するおそれがあります。
電源プラグは、コンセントとの間に隙間が生じないようしっかりと差し込んでください。
【 消費生活用製品の事故情報収集状況 】
（1月20日〜2月2日）
上記期間内で収集件数の多い5製品(事故原因調査中)です。
[1]エアコン 火災等9件
[2]電気ストーブ 軽傷等8件
[3]電気冷蔵庫 火災等5件
[3]パソコン 破損等5件
[5]石油ストーブ 死亡等5件
[5]照明器具 火災等5件
パソコンは、内部が焼損したという5件の同種事故です。
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