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STCマガジンより製品安全情報をお知らせします。
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※本文記載の内容はNITE製品評価技術基盤機構製品安全センター配信の情報を抜粋したものです。
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今回は、一酸化炭素中毒による事故事例についてご紹介します。
【 一酸化炭素中毒による事故 】
◆ 事例1 ◆
一酸化炭素中毒の死亡事故が発生し、現場に石油ストーブがあった。
◇ 詳 細 ◇
使用者が就寝時に石油ストーブを消火せず、気密性の高い閉め切った寝室で長時間使用していたため、酸素が不足して不完全燃焼となり、室内の一酸化炭素濃度が上昇して事故に至ったものと推定されます。
◇ 対 策 ◇
石油ストーブをつけたまま就寝すると、気密性の高い住宅では酸素が不足して不完全燃焼となり、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。石油ストーブなどの燃焼機器は必ず消してからおやすみください。
◆ 事例2 ◆
ガス湯沸器を使用中、一酸化炭素中毒により1人が死亡、1人が軽い一酸化炭素中毒になった。
◇ 詳 細 ◇
換気扇を使用していなかったため、換気不良により一酸化炭素が室内に滞留し、事故に至ったものと推定されます。また、長期間の使用(約34年)によって、ガス湯沸器にホコリとススが詰まり不完全燃焼になりやすい状態だったことも要因と思われます。
◇ 対 策 ◇
ガス湯沸器を使用する際は、必ず換気扇を回すか、定期的に窓を開けてください。また、使用中に火が消える、炎があふれる、機器が異常に過熱するといった不完全燃焼の現象がみられた場合は、すぐに使用を中止し、点検を受けてください。
◆一酸化炭素は、燃焼の際に微量ながら発生し、不完全燃焼の際には発生量が増加します。色や臭いはありませんが、毒性はとても高く、少量でも危険です。暖房器具が手放せないこの季節、高気密のマンションや住宅にお住まいの方は特に注意して換気をしてください。
【 消費生活用製品の事故情報収集状況 】
(11月20日〜12月3日 受付110件)
上記期間内で収集件数の多い5製品(事故原因調査中)です。
[1]ガス給湯器 破損等9件
[2]電気ストーブ 軽傷等6件
[3]ガスふろがま 火災等5件
[3]自転車 重傷等5件
[5]ガスこんろ 軽傷等4件
ガス給湯器の事故は、使用中に異音がし、ケーシングの一部が変形した事故等で、電気ストーブの事故は火災が発生し、1人がやけどを負った事故等です。
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