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STCマガジンより製品安全情報をお知らせします。
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※本文記載の内容はNITE独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター 製品安全調査課 配信の情報を抜粋したものです。
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新年がはじまりました。今年も宜しくお願い致します。まだまだ寒い日が続いておりますが、今年の冬も寒冬傾向にあるとの予報をちらほらと目にしますが、慣れない寒さで体調をお崩しにならない様に、お気を付け下さい。
今回は、電気暖房機器による事故事例についてご紹介します。
【 電気暖房機器による事故 】
◆ 事例1 ◆
電気ストーブとその周辺を焼損する火災が発生し、1 人が死亡した。
◇ 詳 細 ◇
電気ストーブを使用中に、周囲の毛布、雑誌、衣類等の可燃物が接触し、火災に至ったものと考えられます。
◇ 対 策 ◇
電気ストーブで洗濯物を乾燥させたり、周囲に衣類や布団などの可燃物を置いたりしないでください。ヒーター部分との接触や放射熱によって過熱され、火災が発生するおそれがあります。
◆ 事例2 ◆
使用中の電気ファンヒーターの近くに置いていたスプレー缶が破裂し、天井や壁面などを破損した。
◇ 詳 細 ◇
ヒーター吹き出し口近くに置いたスプレー缶が加熱され、上昇した内圧に耐えきれず破裂したものと考えられます。
◇ 対 策 ◇
暖房機などの温風のあたるところにスプレー缶を放置しないでください。加熱されると爆発するおそれがあります。
◆ 事例3 ◆
電気マットを布団に入れて使用していたところ、電気マットとその周辺が焼けた。
◇ 詳 細 ◇
電気マットの一部を布団で覆っていたため、覆われた部分が蓄熱されて過熱し、火災に至ったものと考えられます。
◇ 対 策 ◇
電気マットや電気カーペットを使用する際、座布団や座椅子、布団など保温性が高いものを長時間同じ場所に置かないでください。局所的に過熱されて、異常発熱や発火のおそれがあります。
【 消費生活用製品の事故情報収集状況 】
（12月17日〜1月6日受付151件）
上記期間内で収集件数の多い5製品(事故原因調査中)です。
[1]電気グリルなべ 破損等11件
[2]電気ストーブ 死亡等8件
[2]ガスふろがま 破損等8件
[4]電気オーブントースター 火災等6件
電気グリルなべの事故は、ヒータープレートの一部が溶融したという11件の同種事故です。
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