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STCマガジンより製品安全情報をお知らせします。
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※本文記載の内容はNITE独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター 製品安全調査課 配信の情報を抜粋したものです。
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10月も終わりに近付き、今年も残す所あと2か月となってきました。寒さが厳しくなるにつれ、空気の乾燥もよく感じる様になりましたね。風邪菌も増えやすい時期です。予防対策はお忘れ無い様に。
今回は、経年劣化による事故事例についてご紹介します。
【 経年劣化による事故 】
◆ 事例1 ◆
【屋内式ガスふろがま(約19年使用)】
ガスふろがまの点火操作を繰り返したところ、漏洩したガスに引火してやけどを負った。
◇ 詳 細 ◇
長期間使用しているうちに口火ノズル孔にほこりなどが詰まって口火の炎が小さくなって火移り遅れが発生しました。そのため器具内に滞留した未燃ガスに爆発的に着火し、水や湿気により腐食した前板に開いた穴から熱気が吹き出したものと考えられます。
◇ 対 策 ◇
長期使用で、すすやほこり、油などが付着・蓄積すると、点火性の悪化(石油給湯機など)や給気不足(石油ふろがま)など製品に不具合が生じるおそれがあります。日頃の手入れに加えて、定期的に事業者の点検を受けてください。
◆ 事例2 ◆
【石油給湯機(約12年使用)】
石油給湯機を使用中、ブレーカーが作動したため確認すると、石油給湯機から出火していた。
◇ 詳 細 ◇
電磁弁に使用されているOリング(パッキン)が劣化して硬化、収縮したため器具内に油漏れが発生し、漏れた灯油に引火したものと考えられます。なお、この製品はリコール対象品であり、事業者による無償部品交換が行われていました。
◇ 対 策 ◇
長期使用によって部品が劣化して起こった事故で、事業者による無償改修が行われていました。気づかずに使い続けて事故になるケースが報告されていますので、お持ちの製品が対象製品でないか確認してください。以下の「社告・リコールの検索」をご活用ください。
http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php
◆ 事例3 ◆
【ガス瞬間湯沸器(約34年使用)】
古いガス瞬間湯沸器を使用中、一酸化炭素中毒で死亡した。
◇ 詳 細 ◇
密閉した室内で使用していたため、給気不足から不完全燃焼状態となって一酸化炭素が発生したものです。また、長期間の使用によりほこりやすすが詰まっていたことも事故発生に影響しました。
◇ 対 策 ◇
開放型のガス湯沸器は、室内の空気を使って燃焼し、汚れた空気を室内に排出します。換気をしないで使い続けると不完全燃焼ををおこすおそれがあります。長期使用によるほこりやすす詰まりも不完全燃焼の原因になります。早めに点検を受けましょう。
【 消費生活用製品の事故情報収集状況 】
(10月8日〜10月21日受付105件)
上記期間内で収集件数の多い4製品(事故原因調査中)です。
[1]バッド(金属製、硬式用) 破損等9件
[2]ガスふろがま 破損等6件
[3]ガスこんろ 軽傷等5件
[3]ガスふろがま 破損等5件
バット(金属製、硬式用)事故は、使用中に先端の樹脂製キャップが破損したという9件の同種事故がありました。
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